河床洗浄実験 2018.1.29

1月29日(月)、今年1回目の河床洗浄実験が気田川との合流点付近で行われました。

 今回はポンプのノズルのポジションを、1.水上から、2.浅めの水深、3.深めの水深の3カ所で試してみました。ノズルの角度は人力で保持できるギリギリの45度。結果は、1.の場合は川水は撹拌されるものの、洗浄に十分な水圧が河床まで届かず、肉眼でも効果的な洗浄効果が確認されませんでした。2.では肉眼では表面の滑らかな礫の一部に洗浄効果が確認されました。3.ではかなりの水圧をかけたこともあって、肉眼でも洗浄の跡がはっきりと確認できました。この日は洗浄前、洗浄後にベントトーチを使った付着藻類調査も重ねて行なっている他、礫の表面に付着しているサンプルを採取し、研究室で分析を行なっています。後日、分析結果が出次第、ここで発表します。