第13回天竜川天然資源再生連絡会

第13回天竜川天然資源再生連絡会の様子

日 時

平成25年6月17日(月)13:00~16:30

場 所

天竜川漁協 2F会議室/船明ダム下流、塩見渡橋下流河岸

出席者

たかはし河川生物調査事務所:高橋農学博士
名古屋女子大学:村上教授、浅井氏
京都大学   :竹門准教授、兵藤氏
天竜川漁協  :平野組合長、鈴木総務委員長、青島業務委員長、
        今場総務副委員長、谷高事務局長、中谷理事
国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所 調査第一課:
        折原課長
電源開発(株):土木建築部/喜多村審議役
        中部支店/中山支店長代理、斎藤支店長代理、
        用地G、戸田GL、中島、青山
(株)エコジェノミクス :名久井氏、内田主事研究員
(株)JPビジネスサービス:社会環境部 環境・防災システムG 日比谷

目 的

  1. 活動報告
  2. 国土交通省より水辺の国勢調査に関する報告
  3. 現場視察
  4. その他

内 容

  • 平成24年度河川・水辺の国勢調査の調査概要を報告した。
  • 船明ダム下流、塩見渡橋下流の盛土等事業についての視察を実施し、意見交換を行った。
  • 次回は8月20日(火)茅ヶ崎研究所で実施し、水理模型実験の視察を行う。

高橋勇夫

  • 奈半利川産卵場造成の評価について報告した。奈半利川では親魚が増加することで産卵量が増加するが、好適産卵場が相対的に不足するので産卵(孵化)効率が低下し、期待孵化量と推定流下量のギャップが生じていると考えられる。

村上哲生

  • 八幡川アユ斃死事件についての見解を紹介した。斃死に関する調査にRpHを実施することを国交省に進言した。また、国交省が斃死原因の解明経緯について報告した。

竹門康弘

  • 河川の横断測量データに基づく水面比高分布を用いた生息場評価法について紹介をした。土砂が動くような河床地形をめざし、置土を実施することを進言した。

電源開発

  • 佐久間貯水池水質改善、付着藻類調査、盛土、維持流量試験放流に関する情報提供を実施した。また、アユの環境評価について、暴露実験の協力を漁協に対し行った。