第17回天竜川天然資源再生連絡会

第17回天竜川天然資源再生連絡会の様子

日 時

平成26年4月9日(水)13:00~16:30

場 所

天竜川漁業協同組合2階会議室

出席者

たかはし河川生物調査事務所:高橋農学博士
名古屋女子大学:村上教授
京都大学   :竹門准教授、兵藤氏((株)いであ)
天竜川漁協  :平野組合長、鈴木総務委員長、青島業務委員長、
       今場総務副委員長、鈴木業務副委員長、谷高事務局長
電源開発(株)
茅ヶ崎研究所:喜多村シニアエキスパート、
中部支店  :中山支店長代理、斎藤支店長代理(日明駐在)
用地G:戸田GL、青山、菅
(株)JPビジネスサービス社会環境部環境防災システムG
       :日比谷

目 的

  1. 活動報告
    1. 高橋農学博士
    2. 村上教授
    3. 竹門准教授
    4. J Power
    5. 天竜川漁協
  2. 今後の方針について
  3. その他

内 容

高橋勇夫

  • 第12回連絡会で報告した奈半利川におけるアユの減耗について、要因を推定するための解析を進め、平均濁度が減耗率と高い相関を示したとの報告を実施した。竹門准教授より、濁度を階層化し、どの濁度が一番影響を与えるのかを解析してはどうかとの示唆があった。

村上哲生

  • 船明ダム下流の一次生産調査の総括及び今後の調査計画について情報提供した。JPより河川調査のデータを受領し、引き続き、船明ダム直下の河川環境と付着藻類の関係を解析することとした。※平成26年4月24日にJPから村上教授へ送付済み。

竹門康弘

  • アユの産卵床造成のために、河川内置土による柔らかい瀬の造成、砂利、土砂を利用した湧水環境造成を、平成26年度に実施してはどうかという提案を受けた。また、今後の参考のために、JPが実施した置土試験のデータや資料の提供依頼があり、JPより出来るだけ提供する旨回答した。

喜多村雄一

  • 多変量解析、船明ダム水理模型実験等の結果報告を実施した。今後とも調査・分析を継続し、引き続き報告を実施することとなった。

今後の方針に就いて

  • 時間の関係から割愛した

その他

  • 人工河川について意見交換を実施した。また、濁水対策をどうするかだけでなく、濁水を河川に入れない方法を今後とも協議・調整し、現場視察や林野関係者への提言等を実施していくこととした。
  • 平成26年度の確認書(案)について、JPから提案があった。特段の意見な承認されたことから、次回の連絡会時に本案にて確認書を締結することとした。
  • 漁協より静岡県内水面西部連絡協議会主催の講演会を4月12日に開催する旨案内があった。
  • JPより各出席者に対し、連絡会ホームページに、議事要旨だけでなく、連絡会資料もホームページに掲載したいので、可能な範囲で、データにて資料を提供して欲しい旨、依頼した。また、海外からのホームページへのアクセスも少なからずあることから、一部を英語化する等の努力をしたい旨の情報提供を行った。